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鍼灸が効く腰痛|吉祥寺メックス鍼灸院

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「腰痛は鍼灸でよくなる?」
「マッサージや整体では良くならなかった」

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鍼灸師さとう

こんにちは!吉祥寺メックス鍼灸院の佐藤です。

マッサージや整体などではなかなか改善しない腰痛も鍼灸治療では改善することができます。

特に、腰の奥の筋肉などに対しては鍼でなければアプローチが難しい場合が多いです。

また、ヘルニアや狭窄症などからくる腰痛やしびれも鍼灸治療で改善することが期待できます。

✔ この記事のポイント
  • 腰痛は鍼灸治療で改善が期待できる
  • 筋肉のこり由来の腰痛は高い確率で改善できる
  • ヘルニアや狭窄症などの腰痛も改善が期待できる

腰痛の原因と鍼灸治療の適応

腰痛が起きている原因によって鍼灸治療の方法や治療回数は変わってきます。
また、重篤な病気が原因で起きている腰痛は鍼灸治療では改善しません。

鍼灸治療が適応となる腰痛

  • 筋肉のコリが原因で起きている腰痛:筋・筋膜性腰痛
  • ぎっくり腰などの急性腰痛
  • 3ヶ月以上続く慢性の腰痛症:慢性疼痛
  • ストレスなどが原因で起きている腰痛:心因性疼痛
  • 神経の問題で起きている腰痛:軽度の腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなど
鍼灸治療は腰椎ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などのせいで生じた、腰の痛みや足のしびれなどに対して効果があります。しかし、腰椎ヘルニアや狭窄症自体を正常化する作用はありません。長引く腰痛や激しい痛みなどがある場合には重篤な病気が原因であることもあるため、病院でしっかりと医師の診断をうけることも重要です。

筋肉のこり・筋緊張性の腰痛には鍼治療が特に効果的です。
軽度の脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアにたいしては腰痛の軽減や日常生活動作の機能向上が期待できます。また、再発の予防も期待できます。

鍼灸治療が不適応となる腰痛

重篤な病気が原因で起きている腰痛は鍼灸治療不適応です。

  • 腫瘍による腰痛:がんの骨転移、骨腫瘍、脊髄腫瘍など
  • 外傷による腰痛:圧迫骨折など
  • 内蔵疾患による腰痛:大動脈瘤、尿路結石、腎盂腎炎、急性膵炎など

特に重篤なものと疑われるレッドフラッグ(危険信号)は以下のとおりです

・発症年齢が20歳より下、または55歳より上
・時間や活動性に関係のない腰痛
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
・栄養不良
・体重減少
・広範囲に及ぶ神経症状(下肢のしびれや痛み、脱力、排尿排便感覚などの異常)
・構築性脊柱変形(脊柱が変形していて、気をつけてもまっすぐにならない状態)
・発熱

腰痛の鍼灸治療

基本的には腰痛の原因を把握し、それに合わせて治療していきます。

筋肉のこりが原因であれば、こっている筋肉に対してしっかりとアプローチする。
神経根由来であれば当該神経根周囲へ針をすることが有効となります。また、当院では低周波治療器などの鍼通電療法も用いてより効果的な施術を行います。

なぜ腰痛に鍼治療が効くのか

鍼治療が症状を改善させるメカニズムは複合的な要素があり、現段階でわかっている作用機序が全てではありませんが、以下のような要因が組み合わさって、腰痛が改善されていると考えられます。
ただし、鍼治療の効果の現れ方には個人差があるので、治療回数や1回での改善度合いは個々人によって異なります。

  • 疼痛の緩和:鍼治療を行うと、痛みを和らげるために脳内でエンドルフィンやセロトニンといった鎮痛物質が放出されます。

  • 血流の改善:鍼を刺すことで、その周囲の血流が促進されます。筋肉や組織の栄養供給が改善されたり、痛みを感じさせる発痛物質の産生が減少します。

  • 筋肉の緊張緩和:鍼治療は筋肉の緊張(コリ)を緩め、柔軟性を高める効果があります。これにより、腰痛の原因となる筋肉の緊張やコリが軽減されます。

  • 神経系への影響・脳機能の改善:鍼治療は神経系に働きかけ、痛みの感知を調整します。慢性的な痛みの改善にも鍼灸治療は効果的といわれています。

  • ストレス軽減:鍼治療は緊張している身体をリラックスさせ、ストレスを軽減するといわれています。

腰痛の鍼灸治療回数の目安

  • 比較的短期でよくなる腰痛(1~3回):筋肉のこりによる腰痛、ぎっくり腰など
  • 継続治療することでよくなる腰痛(3回~):脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、慢性腰痛など

比較的短期でよくなる腰痛

  • 筋肉のこりやハリによる腰痛
  • ぎっくり腰

筋肉のこりが原因で起きている腰痛

筋肉のこりが原因で起きている腰痛(筋・筋膜性腰痛)の場合であれば、ほとんどの方が1回の治療で効果を実感されます。ただし、腰痛の原因が日常生活やデスクワークに起因する場合には生活習慣を変えない限りは、腰の筋肉がこってくるので、また腰が辛くなってくるということはあります。

デスクワークなどで腰がこりやすい方は1ヶ月に1度など、定期的に鍼灸治療を受けることで、日常生活がぐっと楽になりますよ。

ぎっくり腰

大抵の方は1~3回ほどの短期的な治療でよくなります。

ぎっくり腰自体は全くなにもせず安静にしていれば1週間ほどで約半数の方は良くなるといわれています。
ですが、発症直後でもできるだけ早く治したいという理由で鍼灸治療を選択される方が多いです。

1週間を過ぎても良くならない場合には痛みが長引くことが多く、できるだけ早期に治療を始めることが望ましいです。

継続治療することでよくなる腰痛

  • 脊柱管狭窄
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 坐骨神経痛
  • 慢性疼痛性の腰痛(3ヶ月以上続くが原因疾患はない腰痛)
  • 心因性の腰痛(ストレスや精神疾患によるもの)

神経の問題や慢性的な難治性の腰痛は継続して鍼治療をしていくことで改善が期待でいます。

疾患にもよりますが、「週に1回の頻度で5回の施術」がひとつの目安です。
5回継続しても鍼灸治療の効果をまったく実感できない場合には治療中止を考えても良いと思います。

とはいえ、鍼灸治療はある程度継続しないと効果が実感できないケースもあります。
治療の継続・中止は鍼灸師と相談し、治療内容や説明が納得できるかどうかで判断されると良いと思います。

佐藤 長快

佐藤 長快

鍼灸師(国家資格). 公益社団法人 全日本鍼灸学会 正会員. 日本良導絡自律神経学会 正会員. 東京医療専門学校鍼灸専科 卒業. せんねん灸セルフケアサポーター. 日本良導絡自律神経学会の元副会長 後藤公哉先生に師事. 上海中医薬大学 短期留学 推拿コース修了. 上海中医薬大学 短期留学 解剖コース修了. メンタルケアスペシャリスト養成講座 基礎課程修了. 認定NPO法人 健康医療評価研究機構(iHope International) e-Learning 型 Midcareer Academic learning Program 臨床研究オンライン学習プログラム修了.

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