適応症

【鍼灸の適応症】ぎっくり腰(急性腰痛)

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「ぎっくり腰は鍼灸でよくなる?」
「良くなるまでにどのくらいかかる?」

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鍼灸師さとう

こんにちは!吉祥寺メックス鍼灸院の佐藤です。

鍼灸治療は、ぎっくり腰の症状の緩和・痛みの抑制・早期回復が期待できます。

症状の程度にもよりますが、あまり間隔をあけずに短期間で集中して治療することが望ましいです。

✔ この記事のポイント
  • ぎっくり腰は鍼灸で改善が期待できる
  • 1~3回で良くなる事が多い
  • 治療回数は症状の程度によって異なる

ぎっくり腰とは

「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛みを指す通称です。正式には「急性腰痛」と呼ばれます。
重症の場合には立てなくなったり寝返りができなくなったりします。

ぎっくり腰の初期症状

  • 突然の激しい腰痛
  • 身動きがとれなくなる
  • 数日前から軽い腰痛や腰の違和感があった

ぎっくり腰の注意点

  • 無理に動かしたり、痛い部位をストレッチしたりしない
  • 過度な安静は回復が遅れる
  • コルセット・鎮痛薬は痛いときのみ

マッサージやストレッチをすると悪化する

ぎっくり腰を発症した直後等の急性期に患部を無理にストレッチしたりもんだり、押したりすると炎症を助長し悪化する場合がおおいです。患部に熱感がある場合には無理に動かさず冷やす方が良いです。

無理のない範囲で動く

動けないほどの痛みのときには安静にしていたほうが良いですが、2~3日たって痛みが落ち着いてきたらできる範囲で日常生活動作を開始したほうが治りが早い傾向にあります。過度な安静は回復を妨げ、痛みが慢性化してしまいます

ぎっくり腰の鍼灸治療

原因となる部位や箇所は人によってことなります。体の状態を確認しそれぞれ対応します。

ぎっくり腰は以下のように様々な原因で起こり得ます。

・仙腸関節や椎間関節が原因の場合
・椎間板が原因の場合
・腰の奥深くの筋肉(大腰筋など)が原因の場合
・背中の浅い層の筋肉の炎症が原因の場合

ぎっくり腰に対する鍼灸治療の効果は?

以下のような効果が期待できます。

  • 鎮痛効果
  • 消炎作用
  • 回復の促進

鍼灸治療は鎮痛効果に優れます。低周波治療器などの電気治療では内因性オピオイド(エンケファリンやダイノルフィンなどの鎮痛物質)の分泌が促進されます。

電気鍼療法では神経系への刺激でドーパミンの産生促進がなされ、全身性の炎症が制御されると考えられています。

また、局所だけではなく全身に鍼をすることで身体全体の回復力を高めます。

いつから鍼灸治療はできる?

一人で鍼灸院まで行けるようであれば鍼灸治療を開始して大丈夫です

ぎっくり腰でも一人で動けないほど強い痛みのときには無理に外出せずに安静にし、患部に熱感があるのであれば冷やしたほうがいいです。

ぎっくり腰の治療頻度

多くの方は1~3回の鍼灸治療で症状が改善します

治療間隔はあまり開けずに連日か隔日で行います。

若い人や普段から体を動かしている人のほうが回復が早いです。

治療期間が長くなる人

以下の場合にはぎっくり腰の治りが悪く、治療期間が長くなることもあります。

・高齢の方
・普段から体の状態が悪い方

特にご高齢の方で普段から運動せず、体の状態が良くない方は完全に回復するまでの期間が長くなる傾向があります。

佐藤 長快

佐藤 長快

鍼灸師(国家資格). 公益社団法人 全日本鍼灸学会 正会員. 日本良導絡自律神経学会 正会員. 東京医療専門学校鍼灸専科 卒業. せんねん灸セルフケアサポーター. 日本良導絡自律神経学会の元副会長 後藤公哉先生に師事. 上海中医薬大学 短期留学 推拿コース修了. 上海中医薬大学 短期留学 解剖コース修了. メンタルケアスペシャリスト養成講座 基礎課程修了. 認定NPO法人 健康医療評価研究機構(iHope International) e-Learning 型 Midcareer Academic learning Program 臨床研究オンライン学習プログラム修了.

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