空席確認・予約する
0422-29-9770
ラインで問合せ
アクセス

鍼灸の適応症

【鍼灸治療】四十肩・五十肩|吉祥寺メックス鍼灸院

https://meks-acu.com/wp-content/uploads/2023/03/考え事をする女性のイラスト-1.png

「鍼灸は四十肩・五十肩に効果はある?」
「肩関節周囲炎は鍼灸で改善する?」

https://meks-acu.com/wp-content/uploads/2023/02/staff_sato-e1676962673101-300x300.jpg
鍼灸師さとう

こんにちは!吉祥寺メックス鍼灸院の佐藤です。

五十肩(肩関節周囲炎)の痛みや可動域制限を鍼灸治療で改善することが期待できます。

鍼に低周波治療(電気治療)をすることでより効果的な施術が可能です。

✔ この記事のポイント
  • 五十肩は鍼灸で改善が期待できる
  • 痛みの緩和や可動域改善に有用
  • 治療期間は個人差もあるが少なくとも3ヶ月~6ヶ月以上はかかる

五十肩(凍結肩)」
鍼灸で痛みの緩和・関節可動域の改善が期待できます

鍼灸には炎症抑制・鎮痛・血流改善・筋緊張緩和の効果があります。

このような症状でお困りではないですか?

  • 肩が上がらない
  • 何もしていなくても肩が痛む
  • 服を着るのが困難になった
  • 五十肩のせいで首や肩が凝って痛むようになった
  • 治療期間は個人差や症状にもよりますが3ヶ月~6ヶ月がおおよその目安です。
    五十肩は1年ほどで自然に治癒しますが、
    鍼灸を利用することで疼痛の緩和・可動域制限の早期改善・QOL(生活の質)の向上が期待できます。

    四十肩・五十肩(凍結肩)とは

    四十肩・五十肩(凍結肩)は、肩関節周囲の筋肉や腱・関節包などの組織に炎症や損傷が生じ、痛みや可動域制限などの症状を引き起こします。四十肩・五十肩はその名の通り40~60代に好発します。多くは原因不明なことが多いとされていますが、原因となる肩まわりの疾患がある場合もあります。糖尿病がある人は五十肩になりやすく、治りにくいことがわかっています。

    五十肩の特徴

    ・安静にしていても痛む(安静時痛)
    ・夜寝ているときに痛む(夜間痛)
    ・服を着るときなどの日常生活動作が困難になる
    ・肩周りの可動域が制限される
    ・画像検査で特に異常が認めれない
    ・全体として1年ほどの経過で治癒する

    病期

    五十肩は急性期、慢性期、回復期の3つの病期があります。全体としては1年ほどで治癒するといわれています。基本的には保存療法です。

    急性期(炎症期)

    発症から2週間~1ヶ月程度。

    痛みが最も強い時期。安静にしていても痛みがあったり、夜寝ているときに肩が痛くて起きてしまうことも。

    慢性期(拘縮期)

    発症から6ヶ月程度。

    肩関節の可動域が制限されてきます。痛みは軽快してくる時期です。ストレッチなどのセルフケアを積極的に始めたほうがいい時期です。

    回復期

    可動域が徐々に改善していきます。動かしたときの痛みなどもなくなり、回復に向かっていく時期です。

    五十肩の鍼灸治療

    五十肩は自然治癒する疾患ですが、鍼灸治療を行うことでより早く痛みや可動域の制限を改善することが期待できます。鍼灸治療の効果の実感は症状や状態によって異なります。しかし、多くの場合、痛みの軽減や可動域の改善が期待できます。また、治ったあとに可動域制限が残ることもありますが、鍼灸治療をすることで予後の可動域制限を予防します。

    病期別の鍼灸治療

    急性期(炎症期)の鍼灸治療

    • 痛みの緩和
    • 炎症の抑制
    • 可動域の維持

    急性期では炎症が強く、痛みによって可動域も大きく制限されます。
    痛みの緩和と炎症の抑制を目的とした鍼灸治療を行います。
    肩髎、肩髃、天宗などの肩周りのツボや実際に触診し治療点を決めます。
    低周波治療(電気治療)を加えます。低周波治療は通常の鍼治療よりも鎮痛作用が強く、効果的です

    慢性期(拘縮期)の鍼灸治療

    • 可動域の改善
    • 痛みの緩和

    慢性期では痛みや炎症は軽減されますが、可動域の制限が強くなってきます。
    肩周りの低周波治療に加え、肩関節の可動域の確認を行いながら拘縮が軽減されるように鍼を行います。
    また、可動域が制限されることで他の筋肉が代償して働くために首や肩の筋肉の凝りや痛みが出ることが多いです。
    首・肩のこりに対する鍼灸治療も同時に行います。

    回復期の鍼灸治療

    • 筋緊張の緩和
    • 可動域制限が残らないように予防する

    回復期では痛みや炎症はほとんどなくなり、可動域もほぼ回復しています。
    筋肉の緊張を緩和し、再発を予防することを目的とした鍼灸治療を行います。

    鍼灸の治療頻度

    急性期で特に痛む場合には週に1~2回
    慢性期であれば週1回のペースで鍼灸治療を受けていただくのが良いかと思います。

    残念ながら、五十肩は鍼灸治療を数回したからすぐに治るというようなものではありません。
    しかし、鍼灸を利用することで疼痛の緩和・可動域制限の早期改善・QOL(生活の質)の向上が期待できます。
    ご自身に合った通院ペースで継続することが重要
    です。

    あなたの肩は本当に五十肩?

    ・夜間痛
    ・安静時痛
    ・可動域制限

    上記のような五十肩の特徴があまりない場合には五十肩(凍結肩)でない場合もあります。

    実際に整形外科で五十肩と診断された方で、数回の鍼灸治療で良くなってしまうような方もいらっしゃいます。この場合には本当は五十肩ではなかったのではないかということが疑われます。

    肩関節周りの特に検査では異常のない場合にはざっくりと「五十肩ですね」と診断されることもあります。

    実際には狭義の意味での五十肩に該当しない場合は、鍼灸治療を行って数回で痛みが消失することもあります。肩周りの原因がよくわからない痛みなどもお気軽にご相談ください

    佐藤 長快

    佐藤 長快

    鍼灸師(国家資格). 公益社団法人 全日本鍼灸学会 正会員. 日本良導絡自律神経学会 正会員. 東京医療専門学校鍼灸専科 卒業. せんねん灸セルフケアサポーター. 日本良導絡自律神経学会の元副会長 後藤公哉先生に師事. 上海中医薬大学 短期留学 推拿コース修了. 上海中医薬大学 短期留学 解剖コース修了. メンタルケアスペシャリスト養成講座 基礎課程修了. 認定NPO法人 健康医療評価研究機構(iHope International) e-Learning 型 Midcareer Academic learning Program 臨床研究オンライン学習プログラム修了.

    関連記事

    人気のブログ

    1. 鍼治療って痛いの?

    2. 鍼灸院で下着・ブラジャーを取る必要はある?

    3. 鍼灸院の通院頻度は?【症状別に解説】